ヒンデンブルグ・オーメン点灯からのプット買いが炸裂! 中国とパウエル君を同時に叩くトランプ君
アキです!
荒れてますねー。
実に荒れてますねー!!
先週FOMCで0.25%利下げが決定されました。
その発表を待っていたかのように、トランプ大統領は中国に追加関税10%を発表しました。
当然、米中貿易戦争の激化懸念から市場は悲観ムード。
時系列では、
7/31(水)FOMC発表→市場は0.5%ではないことと、緩和サイクル開始ではないことに失望し、株価は下落
8/1(木)トランプ砲→市場はさらなる下落。米中対立の激化の懸念。
そして本日8/5(月)も引き続き市場は悲観ムードです。
、、、このタイミング、トランプ大統領わざとですよね??
まるで、
「株価の下落の責任はパウエル君にある」
と言っているようです。
そういえば、前回5/1にFOMCの政策金利&政策発表で利下げを見送り、期待する市場とトランプ氏を失望させました。そして、その後5/6にトランプ砲(中国へ追加関税)をぶっこみました。
つまり、
パウエル君強気発言→トランプ砲
ということが今回も前回も行われました。
もちろん、今回も前回も市場は、
パウエル君(FOMC)の発表で失望→トランプ砲でパニック
となっています。
トランプ大統領としてはあるいは一石二鳥なのかもしれません。
「中国に関税で圧力を与える」
と同時に
「それに伴う株価の下落をパウエル君のせいにし、利下げを促す」
ひどいなぁ(´・ω・)
ざっくり、市場のパニックっぷりを確認しましょう。
【S&P500指数 日足】
このチャートは8/5(月)の昼過ぎのものです。
まだNY時間に入ってもないのに今日の下落が開始しています。
【GOLD 日足】
2019年6/20に重要なレジスタンスを突破し、高止まりしていましたが、力強く上昇しています。完全にリスクオフの動きです。
【VIX指数先物8月限 日足】
VIX指数もNY時間を待たずして、先週の高値を更新しています。
【USDJPY 日足】
円高進行中です。
まあ、
「引き続き事態を注視する( ー`дー´)キリッ」
とか言って終わりでしょうね。笑
まさか通貨防衛はできないでしょう。
【USDJPY 月足】
月足の三角持ち合いをブレイクしにかかっていますねー。
厳しいですねー。
日銀はすでに緩和しきっているので、打つ手が限られているのに対し、アメリカは追加利下げというカードをしっかりともっていますからね。そのために利上げをしていましたから。
今の水準くらいなら構わないかもしれませんが、いよいよという時に打つ手がないとなるとどうするのでしょうね、、、、。
さて。
7/23に点灯したヒンデンブルグ・オーメンが見事に的中しそうですね。
(ヒンデンブルグ・オーメンは非常事態を執拗に伝える警報器のように8/2も8/5も点灯しています)
ちなみに7/29のブログで私はヒンデンブルグ・オーメン点灯について言及しています。
この記事で私は、
「7/23にヒンデンブルグ・オーメン点灯」
「1か月以内に80%の確率で5%以上の下落が起きる」
「しかし、私にはアメリカの株式市場は安定しているように見える」
「利下げというカードを切ろうとしているのだ」
「この点灯は不発に終わるように思える」
「自分の相場観とは全く合わない」
、、、(笑)
爆笑。
いや、豪快に外しました!
やはり数学者が考案したものだけありますなぁ。
あとついでに、メニューバーも不完全に終わっています。笑
読みが外れたのは少し悔しいですが、正直うれしいです。笑
「ヒンデンブルグ・オーメンが点灯したらプットを買う」というマイルールを持っているので、やはりマイルールに従いプットをロングしておきました。
【日経225 日足】
7/23にヒンデンブルグ・オーメンが点灯しました。
7/29(月)~の週にFOMCを始め、重要イベントが目白押しだったので、ワンチャン何か起きるならこの週かもしれないと思い、7/29にプットを仕込みました。
日経225オプションの19000円9月限のものを35円で買いました。
現在プレミアムが145円になっています。
プレミアムが4倍以上になっています!
と、ここまで読むと自慢話っぽくなっていますが、、、
たったの1枚です(´・ω・)
1枚(´・ω・)
1枚(´・ω・)
1枚(´・ω・)
、、、。まあ、良いや。笑
問題は利喰いをどこでするかですね。
ターゲットは「S&P500指数が5%下落に到達したら利喰う」
と考えていましたが、もう今日のNY時間にも到達しそうな雰囲気です。
もうちょい伸ばしても良さげです。
今回の下落要因は「トランプ砲&パウエル君の強気姿勢」です。
パウエル君から追加利下げをちらつかせるような発言がでるまで待ってもいいかもしれません。
中国は報復措置を検討しているみたいです。何かしら報復するとなれば、まだ下げるかもしれません。
そして短期筋が果敢に売りで攻めていますし、夏休み時期で市場参加者が少なくなる時期と重なっていますので、動きが出やすい地合いです。今から夏休みというトレーダーの手じまいの売りもでそうですねぇ。
利喰いはむずかしいですね。
また経過を書こうと思います。
それとオプションやヒンデンブルグ・オーメンの過去事例などもまとめて記事にしようと思います!
ではまた!