アキの公式ブログ

トレード関係の備忘録

爆上げする株価指数 一体どこまで上昇?

アキです!

 

消費増税の10/1が近づいていますね。

こんな記事が↓↓

headlines.yahoo.co.jp

 

例えば居酒屋で呑んで、9/30の23:55くらいに

「あ!増税まであと5分。さっさと会計しよう!」

としたら、レジが混んでて結局日付またいで、10/1に突入したら、

店員さんに、

「はい!10%!!」

っていわれるんでしょうか?

いやだな(´・ω・)

9/30に居酒屋行くなら気を付けないと(笑)

 

ちなみに8%から10%に消費税が上がるのって、めちゃくちゃテンション下がりますけど、米中の関税合戦では25%とか30%とかで関税かけているものもありますよね。

これって長期化するとしわ寄せが消費者まで行き、苦しくなりますよね(´・ω・)

 

 

さて、先週から株価指数は上げ続けていますね!

 

株価上昇のきっかけは、

「香港の逃亡犯条例改正 正式に撤回」

「ハードブレグジットの懸念 後退」

「米中通商閣僚級の協議 10月初旬開催予定を発表」

だったりしたのですが。(主因は米中対立緩和)

 

チャートを見てみましょう。

【S&P500指数 日足】

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あっという間に7/31・8/1の下落前水準まで回復してきました。

史上最高値付近で一旦は止まり、来週9/18のFOMCを待つ感じですかね。

 

 

注目のFOMCが終わったら、またまた注目の米中閣僚級の通商協議が10月初旬に開催予定です。

 

それに向けて何やら明るい兆しが、、、。

jp.reuters.com

「中国が一部の米国製品を追加関税対象から除外すると発表した」

「トランプ氏はその後、米政府が10月1日に予定していた一部中国製品への関税引き上げを10月15日に延期した」

 

よくわからないですね。

中国側が譲歩する理由は何故なのでしょうか??

 

アメリカ側が譲歩する理由はわかります。

トランプ大統領は2020年の大統領選挙を迎える前に一旦は中国との対立を緩め、株価指数も高値にしときたいところでしょう。

 

 

中国は何故このタイミングで譲歩したのでしょうか?

建国70周年の記念パレードや軍事パレードを10/1にするということなので、国内外に習近平国家主席を始め、現政権の求心力をアピールするために、

アメリカよ。仲良くしようぜぇい」

と大人の対応をしているテイでしょうか、、、。

www.nikkei.com

ともあれ、10/1の記念式典(習近平氏の演説あるっぽい)・10月初旬の米中閣僚級の協議・4中全会あたりで中国の姿勢がわかると思われます。

 

 

そしてアメリカはどう動くでしょうか。

 

タカ派(強硬路線の外交をしがち)で知られるボルトン氏が解任されたことが気になっていました。

jp.reuters.com

ボルトン氏解任」

 

 

 

「これはまさか、米中対立緩和の予兆では??」

と思ったのですが、あまり関係なさそうです。

強硬派のボルトン氏がトランプさんと対立していたのはアフガンやイランに対しての姿勢だったようなので、米中の対立とはあまり関係なさそうです。

 

 

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「私は昨日ボルトン君に伝えた」

「君はホワイトハウスにはもはや不要だ、と。」

「私は彼のたくさんの提案を強く断り、、、」

 

 

深読みせず、単純にトランプ大統領

「俺、お前嫌い」

と言っただけの話かと思われます(´・ω・)

 

9/18のFOMCも気になるところです。

なんかトランプさんはぶっ飛んだことを言っていますが(^^;)

ぶっとんだこと↓↓

jp.reuters.com

トランプ大統領FRBにマイナス金利要求」

 

マイナス金利って(^^;)

本来利下げ自体がおかしいのに。

現在雇用も物価も安定しているアメリカでマイナス金利はいいすぎでしょ!

 

直近では

FOMCでパウエル氏発言

→それをきいてトランプ氏がFRBにダメ出しし、中国に追加関税をかける

→市場が動揺し、結局パウエル氏がハト派に回って火消」

というトランプさんのパウエルいじめ&中国に対して強硬姿勢が続いていました。

 

しかしこのパターンも終焉するかもしれません。

トランプさんはそろそろ大統領選挙を意識しているかと思います。

であれば、中国との対立は一旦弱めたいと思っているハズです。

ただし、相変わらずFRBには引き続き強く利下げを求めたいハズです。

だって選挙に向け株価指数を上昇させていので。

(すでにS&P500指数は史上最高値に近づいていますが。笑)

 

あるいはFRBに利下げさせるための新しい手法を使うかもしれませんね。

ハト派人事になるように圧力をかける、とか?わかりませんが、、、。

 

ちなみに9/12現在の利下げ確率をみましょう。

【次回9/18FOMC後の金利予想】

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現状維持 →11.2%

0.25%の利下げ確率 →88.8%。

 

ほぼほぼ利下げですね。

さすがに大幅利下げは想定されていないですね。

なんていっても今は米中対立が緩和されていますからね。

 

ちなみに前回のFOMC直後(8/1)での9/18の金利予想はこんな感じでした↓↓

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現状維持 →43.5%

0.25%の利下げ確率→56.5%

 

こうしてみると、なんだかんだでトランプ大統領の思惑通りに動いていますね。

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頑張れパウエル!(笑)

 

他のチャートも見てましょう。

 

【VIX指数 日足】

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下落中です。

何もなければこのまま12~14くらいの水準に戻りそうです。

現在 期近<期先 のコンタンゴ状態です。

トランプ砲で上昇したタイミングで勇気をもってショートを撃ったトレーダーがその恩恵に与っている状態です。

 

 

【日経225 日足】

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一気の上昇ですね。

それにしても速すぎませんか?

S&P500指数に比べて上昇が速すぎますよね??

7/31・8/1の下落開始地点である21,750円の水準までは戻すと思っていましたが、こんなに速く上昇するとは思いませんでした。PBR=1.0付近で買いが集まったでしょうか。

一旦はこの水準で上昇が止まるのではないかと思いますが、どうでしょう。

利喰いで一旦反落し、数日もみあいながら9/18のFOMCを迎えるかなー、と想定しています。

 

9/18FOMCと10月初旬の米中閣僚級の通商協議次第で日経平均も引きずられると思います。

 

次の節目は今年GWの下落が開始する前の水準である22,500円付近と思われます。この下落もトランプ砲でしたね。笑

FOMCと米中協議の進展次第ではトライしに行くのではないでしょうか。

 

悪材料がでれば下落ですが、20,000円がサポートラインとして機能し、ちょっとやそっとじゃ下抜けできないようにみえます。

 

 

私は現在VIX指数ショートを保有中です。もう少し下落したら決済します。

引き続き、しばらくは様子見で行きます!