【VIX指数トレード 初心者向け】パート2 VIX指数とは
アキです!
お待たせしました!
VIX指数トレードについての第2弾です!
第1弾をみていない人はこちらから↓↓
今回はそもそも論です!
「VIX指数とはなんぞや?」
という疑問に答えていきます!
VIX指数(ビックスシスウ)とは、別名で「恐怖指数」とも呼ばれます。
まあ、ちらっとWikipediaを見てみましょうか。
まあ、
「計算式がふくざつ!」
「むずい!」
「だりぃー」
という声が聞こえてきそうですね。笑
計算式が非常に複雑ですねー。理系の大学を卒業している人でないと理解するのに時間かかるのではないでしょうか。
ちなみに私は大学で理学部物理学科を卒業していますが、この計算式はだるいです。笑
VIX指数に興味持った人はwikiのこのページ見たら心折れますよね。笑
ってことで、こんなページを見て心が折れそうな人に対して理解しやすいようにポイントを解説していきます。
重要なのは細かい計算式を追っていくことではなく、トレードに使えるように理解することです。
例えば、車の運転をする時に、自動車の細かい内部構造を理解する必要があるかというとそうではないですよね。
ガソリンを爆発させ、そのエネルギーを回転エネルギーに変え、エンジンを回し、、、。なんて理解しなくても車の運転はできますよね。
っていうか、車の構造を完璧に理解している人なんて自動車関係の技術者や一部の車好きの人だけでしょう。
AT車でどのよう構造でギアを自動でチェンジしているのかさえ私は知りません。
もちろん車を運転する上で知っておくべき最低限の車の要素というのはあると思います。
それと同じでVIX指数も知っておくべき最低限の要素をみておきましょう。
VIX指数の算出を理解するのに重要なのは2点。
・S&P500
です。
まずはS&P500。
アメリカの株価指数です。主要3指数の1つです。(他2つはダウ平均株価とナスダック総合指数)
株価指数とは、その国の株価の相場状況をみるためのものです。
日本では日経平均株価が有名ですね。
代表的な銘柄を抽出し、一定の計算をして指数化します。
チャートはこんな感じです。
次はボラティリティ。
よく、「ボラが高い」とか「ボラが低い」とか聞くと思いますが、ボラティリティのことですね。
ボラティリティとは価格の変動幅のことをいいます。
では下記チャートをみてください。
これは日経平均のチャートです。
ここで質問。
赤枠で囲った部分と青枠で囲った部分はどちらがボラが高いでしょうか?
下に答えを書くので、チャートをみて自分で答えてから読み進めてくださいね。
、、、
、、、
、、、
、、、
、、、
、、、
、、、
、、、
考えましたか?
そうですね。
赤枠部分の方がボラが高いですね。
赤枠の方が明らかに大きく動いていますね。
余談ですが、赤枠部は2018年末に世界の株価が一気に下落した時のものです。
一部では「パウエルショック」なんて言われています。
ボラティリティには、ヒストリカル・ボラティティとインプライド・ボラティリティの2つがあります。
(VIX指数の算出に使用されるのはインプライド・ボラティティ)
ヒストリカル・ボラティリティとはその名の通りです。
ヒストリー(history)=歴史 です。
つまり、過去のデータをもとに計算されたものです。
一方インプライド・ボラティリティとは、ざっくり言うと「市場がみている未来のボラティリティ」です。
これはオプション市場のプットとコールをもとに算出されるボラティリティです。
ちなみに投資家が未来に対して恐怖心(下落への警戒感が強まる)を持つときにインプライドボラティリティは上昇する傾向にあります。
上記に説明した、
・S&P500
をもとにVIX指数は算出されます。
ちなみに参考にVIX指数のチャートのリンクを貼っておきます。
ちなみにVIX指数とS&P500のチャートを重ねるとこんな感じです。
少し見づらいですが、濃ゆい色の方がVIX指数で目盛りは右側。この期間では0~40くらいを推移しています。
一方薄めの方がS&500で目盛りは左側。この期間では2400~2900くらいで推移していますね。
ごらんの通り、S&P500が急落した時、VIX指数は急騰する傾向にあります。
ただし、逆相関しているかといえば、決してそういうわけではありません。
今回はこのへんで。
ではまた!