ホルムズ海峡に注目、原油のボラはなぜ上がらない?
アキです!
G20が近づいてきましたね。
米中通商協議は進展するのでしょうか。
というか、そもそもG20で米中首脳会談があるかどうかも気になります。
もっといえば「習近平国家主席がG20に出席しない」ということを外交のカードにする可能性すらあるみたいですね。
さすがに出席はするだろうと思いますが、、、。
「首脳会談を望む」アメリカと「しなくても構わん」という態度の中国を比較すると、中国が優勢にも見えますねー。
さて、今日は原油の話題です。
日本の会社の石油タンカーがホルムズ海峡で襲撃をうけましたね。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190613-00000042-ann-bus_all
日本の報道では、
「日本の会社のー」
「日本人は乗っているのかー」(←乗っていなかった)
「船員の人命はー」
とかが中心になっていたみたいです。
(もちろん邦人の安否は大事です)
(人命も大事です)
国際情勢的にホルムズ海峡は超重要です。
石油の輸送に大きくかかわります。
また、イランとアメリカの対立も気になるところです。
https://jp.reuters.com/article/mideast-tanker-kemp-idJPKCN1TF0SV
さて、上記の記事の通り、緊張が高まっていき、不確実性が高まっています。
では原油のチャートを見てみましょう。
【原油 日足】
6/13に報道を受け、日足で上昇し、陽線で引けています。
直近の下落に対し、ダブルボトムを形成しそうな雰囲気です。
が、しかし、あまりにインパクトが小さいと思いませんか?
けっこうなニュースですし、ワンチャンホルムズ海峡が封鎖されるかもしれませんし、イランとアメリカの対立が激化するかもしれませんし、、、。
市場参加者はこの事件を過少評価しているのでしょうか?
「ホルムズ海峡が封鎖するわけない」
「イランとアメリカの対立が激化するきっかけになるほどではない」
と。
まあ、今のところは様子見といったところでしょうか。
もしさらに船の襲撃が続いたり、この件が長引いたり、イランとアメリカが動くようなことがあれば、原油の動きもおおきくなるでしょうね。
ワンチャンそれを見込んで原油をダブルボトムとみてロングしても面白いかもしれませんね。
リスクリワードレシオが高いトレードができそうです。勝率はしりませんがw
まあ、私は様子見に徹しますが(笑)
ではまた!