FRBの利下げ時期と直近の戦略
アキです!
こんなキャンペーンがでてます↓↓
https://www.yoshinoya.com/campaign/takeoutsale201906/
~吉野家テイクアウト80円引き(6/6~6/16)~
デフレの象徴とも言えそうな牛丼屋さんが、さらに値下げとは。
日銀の黒田総裁がこのニュースみたらどう思うでしょうね?笑
これを書きながらふと思ったのですが、リフレ派の人達は吉野家のキャンペーンで牛丼なんて食うんでしょうか?
もし黒田さんが吉野屋で牛丼食ってたら、酔っ払いに絡まれそうですね。
「おめぇさんよー。言っていることとやってることがちげぇーじゃねぇかよー」って(笑)
まあ、私としては「社会システムと個人は分けて考える」タイプなので仮に黒田さんが牛丼食べてても全く気にしませんし、そこに矛盾も感じませんが。
ってか黒田さん級になるとそもそも庶民派の牛丼なんか食わないか(笑)
さて。吉野家からリフレ派を観察するのはここまでで。
まずはS&P500指数のチャートを確認しましょう。
6/4(火)に大きく上昇し、昨日6/5(水)も陽線で引けています。
直近の下落がストップしています。
前回の記事で紹介した通り、「FRBの利下げ期待が上昇したこと」により下落がストップしました。
「メキシコ関税に待ったがかかるかもしれない」っていうことの影響も多少はあるかと思われます。
では、利下げ期待はどんなもんでしょうか?
利下げはいつでしょうか?
本日6/6時点の利下げ期待をみてみましょう。
6/19の利下げ確率は22.3%。
7/31利下げ確率は72.1%(=14.4+57.7)
9/18の利下げ確率は94%(=11.3+48.4+34.3)
ということは、
「6月はさすがにはやいわー」
「7月か9月にするっしょ!」
ってことですね。
「G20付近で米中がどう動くか?それを確認した後にFRBが動く」
ということなのでしょう。
さて、トレードの戦略を考えてみましょう。
私が狙うのは「株価指数の売り」「プットの買い」「VIX指数の買い」です。
要は「株価指数が上昇して、下落する」というイメージです。
6末のG20付近で米中が動くかもしれないし、動かないかもしれません。
それは分かりません。なんらかの合意がなされれば株価は上昇するし、対立が激化すれば下落するでしょうし、どうなるかは私にはわかりません。誰にも分りません。
なのでここは様子見です。(ただし、利下げ期待だけで今のような株価上昇が続くならば、G20前にプットを買ったりVIX指数をロングするのはありです。)
その後、7月か9月に利下げが想定されます。利下げが決まれば「一時的」に株価指数は上昇するはずです。
ただしあくまで「一時的」です。
なぜでしょう?
直近の下落要因を思い出してください。
株価の下落要因はなんでしょうか?
そうですね。「米中の対立」です。
米中の対立が直近の下落の本質であるならば、利下げをしたところで何か問題が解決することにはならんでしょう。というのが私の想定です。
仮にG20付近で米中間で何らかの合意がなされたとしてもそれは「うわべだけのもの」でしょう。
手をとりあって、「今後はお互い仲良くしていきましょう!」とはならないでしょう。
と考えると、利下げにより一時的に株価が上昇したとしても、
「高値更新し、上昇相場に復帰」
ということにはならないと思います。
S&P500指数で言えば、先月5/1につけた史上最高値である2960をブレイクアウトするような事態にはならないと思います。
で・あ・る・な・ら・ばー、
高値で売るのが戦略的であります。
S&P500指数で言えば2960のラインを背中に売りを仕掛けるのが正解かと。
もちろん、プット買いでも、VIX指数ロングでもいいかと思います。
というわけでG20までは基本様子見です。気長に行きます。
万が一G20前にS&P500指数が2960に近づいたらプット買いを狙い、VIX指数が12~13くらいまで下げるようなことがあればロングしに行きます。(なかなかその水準には下げなさそうですが)
今日はー牛丼ではないけどー、友人と肉を食べに行きます(^^)
それではまた!