次のイベントはFOMC!
アキです!
10/10・11の米中閣僚級の通商協議は無難に終わりましたね。
部分合意ということで、緊張は緩和しています。
それを受けての相場の動きを見ていきましょう。
【S&P500指数 日足】
現在レンジです。
史上最高値にトライしようとしていますが、上昇の勢いは思っていたより強くありません。
米中閣僚級の協議が終わったら上抜けするかもしれないと思っていましたが。
【GOLD 日足】
動きがありませんね。
緊張が緩和され、下落すると思いきや、横ばいです。
現在はGOLDは「リスクオンで下落し、リスクオフで上昇する」という法則からずれつつありますね。
ここ4か月ほど勢いよく上昇を続けてきたので、調整が入ったのかもしれません。
【日経225 日足】
米中閣僚級の協議から再上昇を開始しましたね。
勢いがあります。
アメリカ株より上昇が速いですね。
週足も見てみましょう。
【日経225 週足】
今年5月初旬につけていた22500円を上抜けしています。
アメリカ株のS&P500指数が史上最高値に迫っていることを考えると、日経225はまだ弱いので買いやすいのかもしれません。
また、対ドルで少し円安方向に行っているので、海外勢が日経を買いやすいのかもしれません。
【GBPUSD 日足】
ポンドはすごいことになってますね(´・ω・)
通常下落の方がスピードが速いですが、上昇にも関わらず速いですね。
10月末にEU離脱予定だったはずですが、もめてますね。どうなるのでしょう(笑)
直近の注目は、FOMCでしょうか。
10/29・30に開催予定です。
【10/30時点での金利予測】
現状維持が予測9.1%。
0.25%利下げ予測が90.9%。
ちょっと嫌な感じですね。
9割で利下げを予測しているということは、
【現状維持の場合】
→市場の失望売りが発生。
【0.25%利下げ実施の場合】
→市場の想定通りのため、それだけでは大して動かない。むしろ今後についての発言が重要視される。このまま緩和方向の政策が続くのかどうか。
「今回で利下げをやめる」と発言するならば、むしろ失望売りが発生?
利下げを続けるならば株価は上昇しますが、「利下げを続ける」とは発言しづらいと思われます。
直近の利下げの大義名分は「世界情勢の不安からの予防的な利下げ」なので、米中の対立が緩和している現在は利下げする根拠が弱いです。10月初旬に発表されたISMやADPなどの指標は弱かったですが、10/4の雇用統計はそこまで悪くはなかったので。
ということを考えると、10/29・30のFOMCはアップサイドリスクよりダウンサイドリスクの方が高いですね。
なので、株価下落方向(=VIX指数上昇方向)で戦略を検討しようかと思います。
まあ、今週は様子見です。
ではまた!