アキの公式ブログ

トレード関係の備忘録

BTC上昇理由 Libraだけじゃない!

アキです!

今日は日曜日。

今週はFOMCというビッグイベントを終えましたね。

アメリカを始め、ECB・日本など、各国が緩和ムードです。次回FOMCでの利下げが確実視されており、市場は楽観が支配しています。

 

そして来週はG20&米中首脳会議ですね。

直近は米中互いに対話姿勢といった雰囲気ですね。

トランプ大統領の強気な姿勢や中国の対抗姿勢はお互いに

「相手国の譲歩を引き出すための外交手段」

という面も大きかったのでしょうか。

あるいはG20で再度対立が激化するのでしょうか。

 

通常、市場のイベントに対する反応というものは一発目の反応が一番大きく、二度目三度目と回数を重ねるごとにその反応は小さくなっていきます。

 

例えば、日銀の黒田総裁が緩和策を始めた頃は「黒田バズーカ」などと言われ、為替も株価指数も大きく動きました。世界中の投資家がその発言をに注目していました。

しかし、だんだんと市場は慣れていき、今や

「ちゅーちょなくかんわする」

と黒田総裁が言っても市場はピクリとも反応しなくなりました。

 

現状、米中通商協議は世界の注目の的であります。

そして今のところ一挙手一投足に市場は反応しています。

トランプ大統領の発言や中国の対応にいちいち大きく反応しています。

果たして市場はこれに慣れていくのでしょうか?

私としては

 

「ある程度は慣れるけど、それでもやはり大きく動く」

 

と想像します。(当たり前か。笑)

 

なんといっても世界の覇権争いですし、そこには構造的な対立があります。

どちらかの力が大きく弱まるまでこの争いは続くでしょうし、その争いは引き続き世界を巻き込んでいくでしょう。

 

当然そこにチャンスは転がっています。

 

これはトレードや投資をやっていない人には受け入れられづらいとは思いますが、トレードや投資をやっている人は分かりますね。

 

世界が混乱するならばそこにチャンスはあります。

 

「リセッションが起こる前に売りを仕込む」

金融危機が起きている最中に短期的にショートでトレードする」

「リセッションに突入したら仕込み時」

 

といったことです。

 

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

なんて言葉もありますね。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/18460

 

 

さて、雑談が長くなりすぎましたが、今日の話題。

暗号通貨の話です。

まずは下記チャートをみてください。

【BTCJPY】過去1年間のチャート

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爆上げ中です。

今年の初めは1BTC36万円~41万円くらいでしたが、今週一時120万円にトライしました。

たかが半年で3倍って。笑

直近の価格上昇の理由はなんでしょうか??

 

私は、

「Libra(facebookの暗号通貨)の発表じゃね?」

 

くらいに思っていました。(さすがに安直すぎるか。笑)

 

マネックス証券の方の記事をご覧ください↓↓

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-nana-otsuki-idJPKCN1TL03T

 

①投資家層の拡大

ユースケース拡大(使用できる場面が増えた)

③セキュリティの改善

 

の3つがあげられています。

 

なんといっても③は超重要ですね。

暗号通貨とハッカー問題は切っても切り離せないです。

古くはMt.Goxの事件からです。

NEMがハッキングされた事件のニュースが連日報道されている時期がありましたが、やっぱりそういうときは資金が引き上げられますし、新規参入も少ないです。

そう考えると、

「確かに、最近暗号通貨のハッキングの話あんまりきかんねぇ」

と思います。単純に暗号通貨が下火になっているだけかもしれませんが。笑

 

ちなみに私もBTCを少額握っており、ながーい含み損期間を乗り越え、プラ転しています。といっても本当にわずかな額なので、ハッキングされて0になろうが、爆上げして10倍になろうがどうでもいい額です。笑

ただ、少額でも握っていると興味を持つものですねー。

 

さて、ここでもう一度チャートをみましょう。今度はちょっと長めのスパンで。

 

【BTCJPY】過去5年間のチャート

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直近勢い良く上昇しています(1BTC120万円くらい)が、2017年末につけた240万円にたいしては半分の値ですね。遠くおよびません。

果たして暗号通貨は、

「時代の淘汰圧を耐えて生き残る」のか、

「一時の流行として終わる」のか。

 

もし時代の淘汰圧を耐えて生き残るのであれば、2019年の弱気相場はまさに買い時だったのでしょう。そして、いずれは240万円の高値を超えていくのかもしれません。

 

あるいは一時の流行として終わるのでしょうか。

 

 

ジョン・テンプルトン氏はうまいこといいますね。

「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

 

ではまた!