アキの公式ブログ

トレード関係の備忘録

中国の報復関税

アキです!

5/13に中国が動きました。

アメリカの対しての報復関税をかけました。

https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-tariffs-idJPKCN1SJ1QC

 

これを受け、世界中の株式市場が下落しています。

 

【S&P500指数 日足】

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大き目の陰線をつけています。

さあ、ここからさらに下落するのでしょうか?

アメリカが関税をかける→中国が報復関税をかける

という流れです。

 

今後どう動くのでしょうか。

今のところ双方が強気で歩み寄りの姿勢はありません。

中国が報復関税をかけることは市場もシナリオの1つであったと思いますが、この下落です。

今後の動きが読みづらいです。

しばらくは膠着状態でしょうか。

中国の報復関税を受けて、アメリカがどう動くかですが、

①さらに強硬態度にでる

②膠着状態

③歩み寄る

の3パターンですが、③ってことはないように思えます。

今までのトランプ大統領の外交を見る限り、「不利な合意をするくらいなら、合意しない」という姿勢を感じます。

だからといって、2020年のアメリカ大統領選挙のことを見据えると、ここで株式市場が暴落するとまずいという考えはあるのではないでしょうか。

と考えると、しばらくは、

②膠着状態

の可能性が高いでしょう。

そして次に可能性が高いのは、

①さらに強硬態度にでる

でしょう。あるいは、強硬態度にでて、さらに中国ともめ、中国と完全に敵対するという可能性もありますね。

「敵を外に作り、国内の結束を高める」というのは、政治でよくある手法ですね。」

ワンチャン強硬態度はありえますね。

 

ってことで私のシナリオは、可能性が高い順に並べると、

②膠着状態       →株価は横ばい

①さらに強硬態度にでる →株価下落

③歩み寄る       →株価上昇

 

ってな具合です。

トランプ大統領は2020年の選挙も見据えていますし、アメリカは覇権争いに負けるわけにはいかないでしょう。

そして中国は譲るところと譲れないところはしっかりと決めているみたいですね。

中国は現在ナンバー2の経済大国ですが、覇権をアメリカから奪取しようとしているのでしょうか。

このまま米中の覇権争いが本格化するのでしょうか。

一時は落ち着いていたのですが、急に表面化しましたね。

 

ではまたー!