【7317松屋アールアンドディ】銘柄分析
さて。2020年のテンバガー銘柄の第3弾。
今回は、松屋アールアンドディ。
2020年の1年間で10.2倍です!
10.2倍!
いい感じでテンバガーですね~。
では分析します。
2021年の銘柄選定に活かしましょう。
参考にしてください!
①事業内容
縫製自動機の開発・製造・販売を行う縫製自動機事業および自社設計の縫製自動機を用いて各種縫製品・販売を行う縫製事業を行っている企業です。
②事業内容詳細
下記が縫製自動機です↓↓
主な顧客はヘルスケア業界と自動車業界です。
グループは同社と連結子会社4社(中国、ベトナム、ミャンマー)で構成。
人手不足を背景に縫製機器の自動化への需要が高まっており、裁断から縫製までの工程を揃える技術と特許を活かした同社グループ製品は顧客生産力に貢献できる事業内容です。
自動車の安全装置(エアバック・シートベルト)・アパレル・航空機分野など、あらゆる縫製の自動化・省人化を推進することを目的として、顧客の要望に合わせた電子プログラムミシン等の縫製自動機・レーザー裁断機等の開発、製造、販売を行っています。
③基本情報
設立:1982年8月
上場:2020年4月
従業員:<20.9>連1,272名 単37名(46.8歳)[年]429万円
比較会社:3553共和レザー、3526芦森工業、6995東海理化
株主:後藤秀隆氏(社長)筆頭株主
東証マザーズ上場
④決算推移
通期売上高は上記の通り、緩やかな右肩上がりです。
前年比売上高成長率は、
2019.03 +11%
2020.03 +15%
2021.03 +7%(会社予想で)
通期修正1株利益は上記の通り、右肩上がりです。
2020年の週足チャートを見てみましょう。
[週足]
最新チャートは株探で → https://kabutan.jp/stock/chart?code=7317
時価総額150億円、PER34.0倍。
2020年の1年間株価チャートを見ると、
最安値は、4/7の805円(上場翌日)
最高値は、11/27の8,270円 です。
最安値からみると、最高値は10.27倍です。
2020年4月のコロナショックで株式市場が盛り下がっているタイミングでIPOし、年内にテンバガーを達成しています。
もう少し細かく見てみましょう。
[日足]
2020年10月26日に業績見通しを上方修正しました。
これをきっかけに出来高を伴いつつ、大きく買われました。
その後11/27にピークをつけるまで一方的に上昇していきました。
⑤まとめ
2020年に入って株価が上昇した理由は、
・血圧計腕帯、防護服関連の売上が堅調だったこと
・打ち合わせ等をリモートに切り替えるなどして旅費交通費を抑制し、実際に好決算を出せたこと
といえそうです。
また、2020年はIPO界隈が盛り上がったことも無関係ではないと思います。
また、
・社長が筆頭株主
という点も見逃せないと思います。
ではまた!